SDAサマーキャンプ in 直島

直島の海
2008年8月1日〜3日に、毎年恒例のサマーキャンプに参加してきました。昨年の佐田岬に続いて開催されたのは、アートの香り漂う直島 。広島からは、七夕セミナーにも出席してくれた宮島工業高校の女子高生たちを始め、5名の参加です。

■1日目(8月1日)

「青春18きっぷ」を使ってしばしの電車旅と少しの船旅。広島を出て4時間30ほどかけて直島に到着です。時間にすると長いようですが、おしゃべりしたり、車窓を眺めたりしているうちに着いてしまったという感じです。こうした贅沢な時間の使い方もたまには良いですね。

玄米ご飯屋さんで腹ごしらえした後は、本村地区の町歩き開始。真夏の太陽が照りつける中、「家プロジェクト」6カ所のポイントを1つ1つ見て回ることにしました。
その中でも強く印象に残っているのが「石橋」と「南寺」です。前者は千住博氏によるもので、建物内部では滝が描かれた巨大な作品「The Falls」が迎えてくれました。水のしぶきを想像しながらしばらく目をつむっていると、何だか涼しげな気持ちになってくるから不思議です。そして後者は安藤忠雄氏の設計。壁づたいに真っ暗な建物内部へと進んでいく。ひんやりとした空間で目が順応していくうちに、前方に光が見えてきて…。これらは、私の感覚を大いに刺激してくれるものでした。

町を彩るのれんの数々。これらは草木染め作家の加納容子氏が、その家の屋号などを元にデザインしたものだそう。民家、カフェ、ご飯やさん…個性的なのれんが時折吹いてくる風に揺れていました。
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待ち合わせ場所に着くと目の前にはパオが現れる。なぜ直島にパオ?という疑問はさておき、他のメンバーと合流しました。さぁ、バーベキューに向かうぞ!今日はいっぱい歩いたから腹ぺこだ〜。

パオ 現る

夜はパオの中で「デザインフォーラム」。第42回SDA入賞作品がスクリーンに次々に映し出されます。肩肘張らずリラックスした雰囲気の中、夜は深まっていくのでした。四国地区の岩田さんの口調も雰囲気ぴったり。デザイナーを志す女子高生たちには良い機会となったのではないでしょうか?
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■2日目(8月2日)

私と一緒に来たメンバー4人は本日広島へ。帰りのフェリーの時間まで地中美術館へ行く事にしました。
夕方には2日目のメンバー(四国地区・大川原さん、杉山さん)が合流。ん?まだバーベキュー前なのに顔赤くないですかぁ?それはさておき、2日目のバーベキュー始まり始まり。

2日目のメンバー

この後は2日目のデザインフォーラム。島津さん(中部地区)や竹内さん(東京地区)など1日目とは違った顔ぶれです。SDA大賞の「WATER LOGO」を始め、「犬島アートプロジェクト」「CORN」などのSDA入賞作品を見ながら、感想や意見を出し合いました。「みんなで描いた、今庄小学校。」については、制作者の島津さん本人からコンセプトや苦労話などを伺いました。こういう所は、サマーキャンプならではですね。

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翌日も直島は快晴。私は広島へ向け、青春18きっぷを手に直島を後にしました。

第42回SDA賞 中国地区審査会

審査員はこの5人5月17日、広島市内で「第42回SDA賞」の中国地区審査会を行いました。審査員の坂手さん(写真中央)は岡山県から、道坂さん(同右端)は山口県から駆けつけてくれました。お会いするのは約1年ぶり。どちらもお久しぶりです!応募作品は昨年よりも少なかったのですが、そのぶん、作品ごとに時間をかけることができました。審査員の皆さんは、造形性・情報性・先進性・社会性の4項目について、頭を悩ませながらも1点1点じっくり審査していました。
このデザインをどう見るべきかこのサインの見せ方はどうかな?

審査員の間で様々な意見が飛び交います。
「どのようなパネルと並ぶかによって、印象が結構変わってくるよね?」「ここのロゴは無い方が良かったんじゃない?」「もっと退いた写真があれば、評価が変わってくるかもしれんねぇ。」

最後に地区デザイン賞を選出して、地区審査会を終えました。

この後、応募作品はSDA賞1次審査会場へ、そして私たちは懇親会へ向かったのでした・・・

SDA通常総会 in中国地区 ご参加ありがとうございました!

懇親会にて

SDA総会 in 中国地区、景観ゴミフォーラム・中工場見学会に、全国からたくさんご参加いただき、ありがとうございました。中国地区メンバー一同、皆さんに大変感謝しております。
「景観ゴミ」については、引き続き議論を重ねていきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

 


スケジュール

●6月1日(金)

・平成19年度 SDA通常総会

・最新工場内見学会 午後1時〜2時30分

※受付開始 12時30分/6F見学者説明室

・フォーラム 午後3時〜5時

※受付開始 2時30分/6F見学者説明室
会場(見学会・フォーラム共に):広島市環境局中工場〈広島市中区南吉島1-5-1

最新のゴミ工場で、景観のゴミについて考える

景観フォーラムチラシ

1.基調オリエンテーション
「景観ゴミ」という視点について
(株)デザイン総研広島 取締役社長 山田晃三(SDA常任理事)

2.プレゼンテーション&ディスカッション
「景観ゴミ」事例紹介と対策について
SDA中国地区会員および一般参加者

3.展示会
「SDA賞ほかデザイン賞受賞作品」と「景観ゴミ」

・懇親会

会場:神楽門前湯治村(広島県安芸高田市美土里町本郷4627)

●6月2日(土)
・第41回 SDA賞1次審査
・エクスカーション 石見銀山ミステリツアー

 

総会・フォーラム準備

総会前、 まずは中国地区メンバーが集まって打ち合わせ。ぬかりないよう1つ1つチェックです。「え〜、12:30から見学会の受付が始まります・・・・・」
地区メンバーで打合せ手慣れた感じで…パネル完成

ロビーでは、フォーラムに関連して以下のパネル展示を行いました。

・景観ゴミ by 広島工業大学 環境デザイン学科生
・景観ゴミ by SDA中国地区会員
・ひろしま街づくりデザイン賞
・SDA賞
景観に合わない奇抜な色をしたボート、乱立するのぼり、蜘蛛の巣のように張り巡らされた電線など、日常を切り取った「景観ゴミ」の数々。意識を持って目を向ける事の大切さに改めて気づかせてくれる。そんな展示になりました。

フォーラム会場も準備完了

こちらはフォーラム会場。プロジェクターのチェックも終わり、こちらも準備OK!これで皆さんを迎える準備が整いました。
そうこうしているうちに、皆さんが到着されたようです。総会に初参加する私にとっては、初対面の方ばかり。次第に緊張感が増してきました。皆さん熱心にパネルを見てくださっている様子。いやぁ〜、色々苦労した甲斐がありましたね、中国地区の皆さん。
SDA中国地区バッジぞくぞく来場パネルを見る皆さん


海風に吹かれながら、景観ゴミについて考える

秀じぃ(ヒデジ)こと、秀浦氏からレポートが届きましたのでご紹介します!
どうやら、最新工場内見学会が予定より早く終わった様子。フォーラムまでのしばらくの間、皆さんはどんな様子だったのでしょうか・・・。

佐伯氏の話は続く

実は施設見学の方達が予定より早く戻って来られ、セミナーまでの一時の穴があいたのだ。そこで何とか場をつなぐため、本日のテーマ「景観ゴミ」についてアプローチしておこうということに・・・・。

訳を説明して、場所を通路を抜けた海側に何とか移すことに成功。
さて何から話したらよいか・・・・。さすがに佐伯氏の予備知識あって、中工場の建物の概要から設計者の意図などへと・・・・。やがて市民側からも日頃思っておられる景観への不満など、発言に時間を忘れていった。

そこで、私も黙っておれなくなって以前の嬉しかったことを・・・・。
東京よりある女史デザイナーが広島空港に着き、リムジンに開けてきた盆地、米処、酒処の西条(東広島)は、青々とした田園に点在する白壁に茶色の瓦屋根が見事に統一されていて、それがこうして広島へ着いた「私の最初の感動でした」と言う。その言葉には、むしろ聞き手の我々が教わった事へのただただ敬意を表すのがやっとであった。景観とは・・・・ということを何とかシンボリックに伝えたかったので敢えて話しておいたのである。

それにつけても、我々サイン業に携わる者として、今ここから眺める対岸、工場サインの汚さといい、今日こうして全国から集まった我々は、この象徴的な建物の中で大いに反省しながら、全国に発信しようと計画したのですと・・・・。

SDA中国地区 秀浦純治

工場見学会を終えた皆さん和やかな雰囲気で対岸工場のサイン


湯治村に到着

工場見学会と「景観ゴミ」フォーラム終了後は、今日の宿、神楽門前湯治村へ。

昔懐かしい雰囲気漂う湯治村では、福助が出迎えてくれました。
深々と頭を下げた福助の隣に何か書いてありますよ・・・。
なるほど〜。恥ずかしくて顔が上げられないんですねぇ。

日もだんだん暮れてきました。6月1日は満月。
果たして、綺麗な満月は見られたのでしょうか・・・。

神楽門前湯治村

今宵の宿 湯治村到着恥ずかしがり屋の福助日は暮れゆく


湯治村に夜が降りてきて…

坂手氏からレポートが届きましたのでご紹介します。

空には今夜ちょうど満を迎えたお月様。
夜が降りてきて温泉通りの外は暗の中。
音のない贅沢と夜の暗さを愉しみながら、
出来のいい舞台セットの中で役者にでもなった様な気分でした。

カランコロンと遠くで響く下駄の声。夜の暗さに照らされて一層柔らかく感じる灯りたち。

 

そんな風流な夜から一変、お部屋の中はお話に花が咲き、熱気ムンムンの状態。
私が担当させて頂きました「日本のオタク道を考える」お部屋も沢山の皆様にご来場頂きまして誠に有り難い限りでございました。フィギュア・模型を中心に”初心者の方”から”既に深みにはまっている方”まで幅広い層にご満足頂ける内容をご用意させて頂きましたが、さすがはSDA会員の皆様!のっけから最深部へダイブされる方ばかりで「最初からクライマックスだぜ!」状態でした。
まぁ、それはそれで盛り上がって良かったのですが、皆様に清く正しいオタク道をちゃんとお伝えできたのか、少々心配が残る今日この頃です。(注*文中「最初からクライマックスだぜ!」は仮面ライダー電王の決め台詞より)

SDA中国地区 坂手修三

 


第41回SDA賞 1次審査

次々とパネルが並べられていきます

2日目。審査初参加の私にとっては、最初のパネル並べから興味津々。パネル1枚1枚に、ついつい見入ってしまいます。それにしても凄い枚数。過去最多の応募でパネル数872枚と言いますから、それもそのハズですね。パネルが整ったところで、いよいよ審査開始です。
審査も始まり後半になってくると、議論がヒートアップ!通過作品が次々と絞り込まれていきます。窓の外に広がる初夏の田園風景とは対照的です。

審査会場の外はのどかな風景熱い議論が交わされます

井原氏と定村氏審査用紙に鉛筆を走らせています通過作品は2次審査へ

この後、2次審査を経てSDA各賞が決定しました。

第41回 SDA大賞(経済産業大臣賞)
秋葉原UDX

NTT都市開発(株)/楠本正幸・(株)デザイン総研広島/山田晃三
UDX大賞作品タービンA-1

第41回(2007年)SDA賞 受賞作はこちらでご覧頂けます。

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SDA(公益社団法人 日本サインデザイン協会)中国地区のブログです。活動報告やデザインイベントの紹介などをしています。

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